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外壁塗装でオシャレにきめる!緑色で個性豊かなマイホームに!

白や黒、グレーなどは、外壁でもよく見かける色です。
安定、安心の色で周りによくなじみ、配色によりオシャレさもさらにアップできる特徴があります。

しかし「個性があるか?」と聞かれると、とびきり目立つわけでもないでしょう。
どちらかというと、悪くもなく無難といった印象があります。

そこで今回注目したいのが、「緑色」です。
「毎日暮らすマイホームを、他とは違うおしゃれな見た目にしたい」「違う個性があふれる色にしたい」などと考えているかたにはうってつけではないでしょうか。
ここでは、外壁塗装で「緑色」を効果的に取り入れる方法などを紹介していきましょう。

目次

「緑色」が与えるイメージ

外壁を「緑色」にしようと考える場合、周りからどのような印象をもたれるのか気になります。
好みの色であっても、周囲からの印象が悪いと、あまり気持ちの良い物ではありません。
緑色は、差し色やワンポイントに使用する場合と、外壁のように広く目立つ場所に広く使用するのとでは、受ける印象がまったく異なります。

緑色の家の印象

意外かもしれませんが、ヨーロッパや米国では緑色の家は結構一般的です。
そのため、「悪目立ちする」「周囲から浮いてしまう」などというトラブルはないようです。
欧米は日本と比べると、敷地の広さや庭の木々、芝生などの面積がかなり広く、緑色がうまく調和していることが大きな要因といえます。

だからといって、「日本では緑色の家が不向き」というわけではありません。
緑色のもつ要素をうまく活かせば、個性のある自分だけの住宅に仕上げることができるでしょう。
緑色の外壁にすると、欧風なデザインに仕上がるため、個性的なだけでなくオシャレな家という印象を見る人に与えることができます。

「緑色」は心理に働きかける色

外壁に限らず、あらゆる場面に使用される緑色には、さまざまな魅力があります。
代表的な緑色の効果は、以下のようなものです。

・自然
・安心感
・ナチュラル
・さわやか
・やさしさ
・個性的
・平和

緑のイメージとしては、大自然が最も大きいでしょう。
緑豊かな木や緑に囲まれたなかでの森林浴は、心があらわれるような心地を体験できます。
また、おだやかで平和な日常、安全、再生といったシーンも思い浮かべられます。

これらのイメージから、緑色にはリラックス効果や癒し効果があり、「心を落ち着かせストレスを軽減させる色」の代名詞にもなっているほどです。
ただ個性的なだけでなく、私達の心理に前向きにはたらきかける色と言えるでしょう。

さらに緑色は、見た目にもさわやかで、落ちつかせてくれる色です。
青色と黄色の中間色なので、周りと調和しやすく、庭木との相性も抜群です。

外壁塗装で緑色を選ぶ際の注意点

緑色は、さまざまなメリットをもっています。
しかし、外壁においての色選びでは、気をつけるべき点もあります。

濃すぎる緑には要注意

同じ「緑」でも、「色相・彩度・明度」の違いで色味が変わってきます。
どんなイメージにするかは濃淡で決められますが、外壁にオススメできない色は濃い目の緑です。
特に、原色の緑は避けた方がいいでしょう。

原色の緑を避ける理由は、以下のような理由からです。

・明るい色のため色あせしやすい
・劣化が目立ちやすい
・汚れが目立つ
・価格が高くなる
・扱いが難しい
・派手過ぎて浮いてしまう

イベントや行事、広告などで原色を使用すれば、目立つために宣伝効果も上がるかもしれません。
しかし、毎日暮らす家に原色で塗装すると、目立ちすぎるといった結果を招く可能性が高いでしょう。
あまりにも目立ちすぎると、周囲に溶けこむことができず、逆に浮いてしまっている家との悪評が流れてしまう不安もあります。
おしゃれで個性的な緑の家ではなく、目立つだけの家になるかもしれないのです。

さらに、セルフケアが増えるという点もデメリットです。
同じ経過年数でも、明るい色ほど色あせがしやすいため、古ぼけた印象になってしまいます。

外壁塗装は、毎日のように太陽からの熱や紫外線、雨や風を受けています。
これらの外部からの刺激の影響で、時間の経過とともに劣化が目立つ状態となります。
特に原色で塗装した外壁は、劣化が見た目に出やすいです。
汚れは洗って落とすことができますが、色あせや劣化は塗り替えなければ綺麗にすることはできません。

どうしても濃い目の色を使用したい場合には、艶を無しにして塗装するなどの方法が考えられます。
いずれにせよ、塗装業者に相談をしてアドバイスをもらうと良いでしょう。

使用する色は3色までにとどめる

外壁は緑1色で塗装する方よりも、アクセントに異なる色を加える方が効果的です。
複数の色を使うことで、モダンな家に仕上げることができるでしょう。

配色のスタイルには、建物全体の外壁を縦か横で色の配色を分けるツートンや、外壁とサッシや窓枠などの付帯物の色を変えるアクセント使いなどがあります。
ツートンのように大きな差を加えなくても、アクセントになる色を加えるだけで、緑色がグッと引き立ち、オシャレな外観に仕上がります。
外壁には家を守る役割の他にも、美観という目的があるため、様々な色を組み合わせることはオシャレ度アップにもなるのです。

しかし使用する色は多くても、3色までが基本です。
ファッション界の3色ルールは、家の塗装にも共通しています。

あまりに多くの色が使われると、ゴチャゴチャとした印象で、まったく統一感がなくまとまりのない家になってしまいます。
まずは、緑色をメインにどのようなイメージの家にしたいのか、きっちりと作りあげておかねばなりません。

カタログにある色から選ぶ

「色選びは必ずカタログから」、こちらも外壁塗装では大切な条件です。
カタログに無い色を調合した場合は、後にメンテナンスをおこなう場合に困る原因となるかもしれません。

たとえば、外壁に自転車や車が当たり塗装をすることになった場合、カタログにある色ならすぐに塗料を用意できます。
しかし、調合した色は同じ色を作れるか定かではありません。
万が一に備えて、先のことも念頭におき、カタログからの色選びをおこなってください。

緑色の種類と相性の良い色

緑色にも濃淡の違いにより、多くの種類があります。
仕上がりはどれくらいの明るさにしたいのか、濃さはどれほどのものかイメージをふくらませて、一番近い色を選んでください。

一般的には、濃い目の色は落ち着いた大人の印象の家に仕上がり、明度が明るくなるにつれて、さわやか、かわいいなどの軽めの印象に変わっています。
ここで、いくつか緑色の例をあげてみます。

・ダークグリーン:汚れが目立ちにくく、色長もちがよい。
・濃い目のグリーン:大人っぽい印象に
・モスグリーン:くすみがかった緑
・ライトグリーン:さわやかな印象に
・エメラルドグリーンやミントグリーン:ポップな仕上がり、南国風の家のような仕上がり

最近のトレンドはくすみがかったグリーン系

植物をイメージする緑色には、気持ちをリラックスさせる効果があります。
明るさや濃さにより、緑にもいろいろな種類がありますが、近年と人気が高まってきているのは、くすみがかったグリーン系です。
「スモーキーカラー」と呼ばれ、海外では以前より人気のある色でしたが、最近では日本でもトレンドに挙がるようになりました。

外壁用の塗料では「ダークグリーン」にあたり、独特のくすみ感はグレーを混ぜて表現しています。
グレーが混ざっているため、落ち着いた印象があります。
茶系のアクセントにもよく合い、和風、洋風の外壁にも使いやすい人気の色です。

緑色と相性のよい組み合わせ

次に紹介するのは、緑色と相性のよい色です。
2色、3色使いにする場合には、相手の色との相性が重要になってきます。

好きな色を組み合わせるだけでは、違和感のある仕上がりになるかもしれません。
緑色をうまく引き立たせながらも、自らもアピールできる色、全体的に見てまとまりのある家に仕上がる人気の配色は次のパターンです。

緑✕ベージュ

ベージュを用いることにより、ナチュラルな仕上がりになります。
奇抜なイメージにもならず、自然な雰囲気を醸し出してくれるでしょう。
ベージュがふんわりと包み込んでくれるような、あたたかなムードをあたえてくれる印象になります。

さらに白をアクセントに加えると、新緑のような緑を引き立て、フレッシュなイメージになります。
白と緑の組み合わせは、健康的で清潔感がある仕上がりになります。
緑✕白のパターンは相性がよいため、緑の家には最適です。

緑✕薄緑

緑に薄緑や、黄色味のある色を組み合わせると、かわいらしさが倍増します。
挿し色となる色とツートンにすると、オシャレさもアップするでしょう。
3色使いをするなら、白を窓枠やサッシに取り込むとポップな雰囲気に仕上がります。

青系グリーン✕白

さわやかな印象をあたえるのが、青みの強い緑です。
さらに白を加えることにより、涼しげな家になります。
スッキリとシャープな家にしたいときには、青系寄りのグリーンはおすすめの色です。

ダークグリーン✕ブラウン

汚れにくい外壁にしたいときには、「ダークグリーン✕ブラウン」の組み合わせが一番です。
どちらも自然にある色なので、ナチュラルな外観になります。

緑✕木目調・緑✕レンガ

外壁を緑色で塗装をした上で、ベランダや玄関の扉に木目調を取り入れると、ガラリと変わった風合いになります。
木目がもつ温かさややさしさが緑とよくなじみ、モダンな感じに仕上がるでしょう。

木目のほかにも、レンガをあしらったデザインも人気があります。
緑に異なる色をアクセント色として使用する以外にも、ワンポイントとなる異なる素材を加えてみてもオシャレな仕上がりになります。

家のタイプに合うおすすめの緑はこちら

欧米風の家に憧れるなら、緑色の外壁は選択肢の一つと言えます。
さらに、洋風の家だけではなく、日本の伝統的な和風の家にも、緑色は合わせることはできます。
色の選択により、和風と洋風の家の特長を組み合わせた、和モダンな家にも仕上げられるのが、緑色の良さです。

和風の家

和風の家には、彩度が低めの緑色がよく似合います。
少しくすみのある色、抹茶を想像させるような落ち着いた色がおすすめです。
ツヤはあえて少なくするほうが、和の家にはお似合いです。

和の伝統色のなかでも緑系には、若草色・薄青・天鵞絨(びろうど)・夏虫色があります。
主張をせずにひかえめな色ではありますが、きちんと存在感をあらわす色です。
和風のどっしりとした構えに和の伝統色の緑を使用すると、庭木や瓦屋根と調和して重厚ななかにもやさしい風合いが生まれます。

洋風の家

洋風の家には、深い緑が映えます。
欧米風の家は自然に馴染み、窓枠や屋根を白色にすれば、クラシックな洋館の仕上がりになるでしょう。

近年は自然に配慮した、緑の豊かな街づくりに力を入れている自治体も増えています。
緑色の外壁は周りの木々の緑に溶け込み、自然美あふれる街と一体化してくれることでしょう。

最後はプロに相談

緑を外壁に使用する場合、派手過ぎず調和することが大切です。
使用したい色があっても、組み合わせ次第ではまとまりがない家になってしまうこともあります。
「明るい色合いの家に」、「落ち着いた色の家に」、「派手すぎるのは困るけど、個性は出したい」など、大まかなイメージができれば色選びもスムーズです。

イメージがある程度固まったら、プロの塗装業者に相談するといいでしょう。
優良な塗装業者なら、あなたの希望を叶えるため様々な提案をしてくれると思います。
さらに、シミュレーションもできるので、大きな失敗は少なくなります。

外壁の色で悩んだら辻塗装にご相談ください。

緑色の外壁は、日本ではまだあまり見かけません。
しかし、選ぶ色味によっては、周囲とも調和し個性も主張できる、おしゃれな色と言えるでしょう。
「個性的な家にしたい」などとお考えでしたら、検討してみるのもいいかと思います。

ただし、少しの色の違いで、印象がガラリと変わってしまいます。
できれば目立ちやすい原色は避けて、緑色がもたらす心理にはたらく緑色を参考にしていただければ幸いです。
イメージが湧きにくいようでしたら、塗装業者に相談してみるとよいでしょう。

もし、福岡で外壁塗装の色でお悩みなら、私たち辻塗装が力になります。
辻塗装は、一般住宅だけでなく、幼稚園や公民館など地域の施設の塗装工事も行う、地域密着の塗装専門店です。
豊富な知識と経験から、あなたの希望に沿った外観を実現することができます。
もちろん、ご相談やお見積もりは無料で承りますので、お気軽にご相談ください。


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