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外壁塗装でイメージチェンジ!モダンなマイホームに変身させるには?

「家の第一印象は外観で決まる」といっても過言ではありません。
見た目がキレイであったり、おしゃれな家であったりすると、プラスのイメージばかりがわいてきます。

しかし、どんなにおしゃれな家でも、年月が経過すれば外壁は汚れと劣化が目立ってきます。
外壁の塗装が劣化すれば、塗り替えを検討する時期といえるでしょう。

10年に1度を目安におこなう外壁塗装は、マイホームのイメージチェンジをするチャンスです。
せっかく塗り替えを実施するなら、次はモダンな家に仕上げてみるのもいいかもしれません。
今回は、モダンな家にする塗装のポイントや、最近のトレンドである和モダン住宅についてご紹介します。

目次

モダンな家とは?

モダンと聞くと、どんなイメージがあるでしょうか。
シンプル、直線的、シャープ、大人っぽい、都会的などいろいろありますが、おしゃれという言葉がぴったりと当てはまるかと思います。

モダンと呼ばれる家は、1920年代に成立したモダニズム建築様式がもとになっています。
それ以前は、外観に装飾が多くついた家が主流でした。

モダニズム様式とは、合理的で機能的なデザインにプラスして、無機質(ガラス・コンクリート・鉄)をメインに使用した建築を呼びます。
簡単にまとめると、シンプルで直線的なラインのつくりにガラスなどの素材を使用した、暮らしやすい都会的スタイルとがモダンな家ということになります。

モダンな家は現代の暮らしに最適なデザイン

現代では、家を建てるとしても広々とした土地がなく、限られたスペースに決められた大きさの家を建てることが多くなっています。
都会になるほどこの傾向は強く、狭小住宅と呼ばれる家があるほどです。

家が小さいからといって、モダンな家が実現しない訳ではありません。
小さな家でも、現代的な暮らしに合わせたシンプルで機能的な家は、モダンな家に仕上がっています。

外壁塗装でモダンにできる

モダンな家を実現するには、家を建て直すしかないと思われるかもしれません。
しかし実際は、そんなことはありません。
外壁塗装で工夫すれば、モダンな家に生まれ変わることができます。

たとえば、以下のような工夫でモダンな家は実現します。

  • 流行りの色を使用する
  • 配色にこだわる
  • 塗装工法で外壁に変化をつける

詳しい内容は、次の項目で詳しくご紹介しましょう。

モダンでおしゃれな家に仕上げるための4つのポイント

モダンな仕上がりにするには、「シャープ」「シンプル」というキーワードを重視する必要があります。
カッコイイと感じる家は、ゴチャゴチャした配色を使っていませんよね。
モダンな外観にするには、以下で紹介する4つのポイントをおさえてください。

メイン色は無彩色にする

無彩色とは、白・黒・グレーの3色のことで、字のとおり彩度のない色を表します。
まさにシンプルそのものです。

無彩色を使用すると、近代的でスタイリッシュな印象をあたえてくれます。
直線的なスタイルの家に塗装すれば、さらに生活感をにおわせないモダンな家に仕上げることができるでしょう。
無彩色をメインに使用し、アクセントに他の色を加えるとさらに、ひき立たせることができます。

使うカラーは3色までにする

モダンな家が目指すイメージは、シンプルです。
好きな色をいくつも使用すると、まとまりがなく落ち着かない印象になってしまいます。

複数の色を使用するなら、基本的には2色が限度です。
もしくは、メイン色+パーツ色+アクセント色の3色でおさえると、おしゃれにまとまります。

明暗をつける

2色使用する場合は、同じ彩度の色を使用せず、明暗をつけるとメリハリのある仕上がりになります。
明暗を付けると、直線的なラインを活かし、色の境目も分かりやすくなるメリットもあります。

白やベージュの淡い無彩色をメインにするなら、相手の色には黒や茶色を選ぶとスマートな見映えになるでしょう。
明暗を付けると、引きしまった印象を与えるのにも効果的です。

ツートン、ポイント使い

色の分け方は、ツートンラインがおすすめです。
ツートンラインは、1階と2階の上下、または縦に色を分けるデザインになります。
他には家の凹凸で色を分けたり、玄関周りのみ色を変えたり、窓枠やサッシ部分のポイントのみ違った色を使うなど、アクセント的な使い方もできます。

ツートンにするなら色の配分は、「メイン6:サブ4」もしくは「メイン7:サブ3」が理想です。
3色使用なら、「ベース7:サブ2.5:アクセント0.5」がきれいに見える配分になります。

モダンな家のオススメ色

モダンな住宅に仕上げるポイントが分かれば、次は色選びです。
モダンな家を仕上げるには、オススメの色があります。
選ぶ色により、見た目も印象もかなり違ってきますので、ぜひ参考にご覧ください。

やわらかな印象の「ベージュ系」

ベージュは、外壁塗装で1番の人気色です。
やわらかい印象をあたえ、和風洋風の家のどちらにもしっくりと合います。

ベージュをメイン色にすると、家全体が落ち着いた雰囲気にまとまり、周りの景色にもうまく調和してくれます。
ただ1色使いだとぼんやりした感じにもなるため、アクセントに加える色は濃い色を選ぶと良いでしょう。

清潔で明るい印象の「白系」

白も人気色の1つです。
清潔感があって、どんな色とも相性抜群です。
ベージュ系と同じく、周囲にもなじみやすい特徴があります。

一方で、白は汚れやすく、汚れが目立つデメリットも。
汚れには注意が必要ですが、次回の塗装では、白色に新しい色をのせることになるため、色が映えてキレイな仕上がりになります。

白×黒のモノトーンは、代表的な配色です。
対比を大きく作るのも、モダンに仕上げるポイントになります。

落ち着いた色合いが人気の「グレー系」

数多くある色のなかでも、汚れが目立ちにくいのがグレーです。
土や苔、ホコリは、明るい色につくと目につきますが、グレーではほとんど気になりません。
明度のバリエーションも豊富なため、好みのグレーを選ぶと個性がでます。

グレーを使う時に気をつけたいのが、1色のみでの使用は避けることです。
グレー1色だと、堅苦しくて重たいイメージになる可能性があります。

理由の一つとして、コンクリートに似ている色ということがあるでしょう。

相性が良いのは、グレー×黒、グレー×白、グレー×ベージュ、グレー×紺です。

高級感のある「ブラウン系」

ブラウンを好む方も、多くいらっしゃることと思います。
自然に近い色でありながら、高級感があり重厚な存在感も持ち合わせています。

ブラウンは、メインに使うよりコントラストの色として利用するのに最適です。
ブラウン×アイボリーの配色は、人気高い配色です。

落ち着きある「黒系」

黒は高級感のある色で、シックな印象があります。
現代的な家にぴったりと当てはまる上、汚れが目立ちにくい色として選ばれることも多いです。

メインカラーとしてもコントラストの色としても存在感があり、引き締め効果も抜群です。
アクセントにも利用できるため、万能色といえるでしょう。
つやの有無でも印象がかわるため、遊び心をくすぐる色でもあります。

モダンな配色の失敗例!外壁塗装での注意点

住宅の配色に頭を悩ませる方は多いですが、「失敗した…」といった事例も少なくはありません。
外壁塗装でモダンに変身するためには、外壁の色だけに注目してしまうと、思わぬ落とし穴があるからです。
ここでは、失敗しないための注意点をご紹介します。

屋根や玄関の色と合わない

外壁に好きな色を選ぶことは重要ですが、選んだ色が屋根や玄関の色とマッチしていることも大切です。
おかしな色合わせになってしまうと、いくら外壁が好きな色でも後悔することでしょう。

外壁のみ塗装をする場合は、最初に屋根と玄関の色に合う色選びをしなければなりません。
屋根の塗装も予定があるならば、バランスを取った色選びができます。

外壁と屋根の両方を一緒に工事するほうが、予算的にもおさえられる場合がありオススメです。
足場代も結構な費用がかかってしまうため、工事を一度で終わらせるとその分が浮くのです。
外壁と屋根のどちらもキレイになり、色合わせもしやすくなります。

周りの景色に馴染まない

「キレイ」「格好いい」こんな誉め言葉で目立つなら嬉しい話ですが、一軒だけ派手すぎる、奇抜な色、まとまりがないなどの悪い意味で目立つのは、できれば避けたいものです。
ご近所や街の雰囲気、景色になじむ色なのかを判断することも大切になってきます。

安価すぎる塗料を選んでしまう

工事費用をおさえるために安価な塗料を選んだ結果、外壁の傷み具合が早くなったという事例もあります。
現在、主流とされる塗料はシリコン塗料です。
汚れにくくて性能も良いことから、一般的に広く使用されています。

また近年では、耐久性とバリエーションも豊富なことに加え、価格もシリコン塗料より少し割高ですむ「ラジカル塗料」が人気です。
価格にばかりこだわってしまうと逆に塗料の質を落とすことになり、外壁にひび割れや色あせなどの不具合を早めてしまいます。
せっかく外壁塗装をするなら、色だけでなく外壁を守る塗料の質にも注目したいものです。

イメージと違う

外壁塗装の失敗で多いのが、「イメージしていたのとは違う」ということです。
せっかくのイメージチェンジでガッカリしないために、業者との打ち合わせでは納得いくまで家のシミュレーションを行ってください。

できれば、外壁と同じ素材に塗装した色見本があると確実でしょう。
色見本は必ず屋外に出て、太陽の下で確認してください。
屋内で見る色とは多少違います。

モダンスタイルの種類

モダンな家のスタイルにも、いくつか種類があります。
ここでは、特に人気がある4つのモダンスタイルを紹介していきましょう。

シンプルモダン

モダンな家の代名詞であり、オシャレで洗練されたスタイルが見られます。
全体が直線的でシャープに、屋根はフラットや片流れ屋根になる形状が特徴です。

見た目に白や淡い色が多く使われていたら、シンプルモダンの家と思ってほぼ間違いありません。
外壁には無機質な素材を使用したり、金属材で窓のある部分の外壁を大きく覆っていたりするデザインが見られるのもシンプルモダンです。

ナチュラルモダン

どんな景観にもなじむのが、ナチュラルモダンです。
特徴としては、木目調の自然な素材を取り入れ、曲線的なスタイルが見られます。

「玄関の扉やバルコニーを木目調の素材にしてみる」「庭にウッドデッキを備えてみる」などすれば、ナチュラルでやわらかい印象を付与できるでしょう。

アーバンモダン

アーバンモダンには、シンプルモダンとよく似た特徴があります。
違いは、シンプルモダンが近代的な家に対し、アーバンモダンは都会的なスタイルの家です。

シンプルモダンに比べると、少し重厚感があります。
都会的な要素をふんだんに取り入れたオシャレな家は、個性を活かすにもぴったりです。

最近のトレンド「和モダン」住宅

古くからの伝統を受け継ぐ和風住宅は、落ち着きがあって気持ちが安らぐ、日本古来のスタイルです。
しかし、純和風すぎると古い印象になりがちです。
そこで、和風の良さと近代的なおしゃれさのどちらのポイントもおさえた、「和モダン」な家が注目されています。

和モダンは、若い方からご年配まで幅広い年齢層に人気です。
和風の特徴と良さを残しながらも、一目おかれるおしゃれでモダンなスタイルです。

外壁材にはサイディングやタイル、レンガを使用することも増え、現代風のシャープさには、白・黒・ブラウンを取り入れています。
和のレトロと近代的な特徴がうまく融合され、幅広い年代に人気があります。

エクステリアとの調和も大切

家の周りにはフェンスや塀が配置され、花壇や植木が見られることもあります。
庭に、ウッドラックや芝生などを敷かれている家もあるでしょう。

このようなエクステリアとの調和も、外壁の色選びでは重要になります。
すべてを配慮して調和がとれた外壁の色なのかも、しっかりとチェックしてください。
色選びはシミュレーションで確認できるので、いくつか気になる色の候補をあげておくと便利です。

理想の住宅に変身するなら辻塗装にご相談ください

モダンな家は、近年どんどん増えてきています。
外壁の塗り替えを検討しているのなら、オシャレでモダンな家に仕上げるのも一つの選択肢といえるでしょう。

モダンといってもシンプルモダン、ナチュラルモダン、和風モダン、西洋モダンなどさまざまです。
あなたの希望の外観を実現するためにも、経験豊富な塗装業者に相談してください。

優良な塗装業者なら、あなたの希望を叶えるために親身に相談に乗ってくれるでしょう。

もし、福岡でモダンな塗装を実現したいのなら、私たち辻塗装にご相談ください。
辻塗装は、36年間福岡にて地域密着で営業してきた、経験豊富な塗装業者です。
住宅だけでなく、学校やビルの塗装も手掛ける私達なら、豊富な経験と知識であなたの希望を実現できますので、お気軽にお問い合わせください。


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