室内塗装はDIYでもできる!塗装手順や注意点、オススメ塗料を紹介!
室内塗装は自由度が高く、個性的な室内やオシャレな室内を演出できるため、近年注目を集めるようになりました。
室内塗装をするには、業者に塗装してもらう場合と、DIYで塗装する場合の2つの方法があります。
今までは、室内塗装はプロにしてもらうのが一般的でした。
しかし最近では、塗装に使う材料や道具が簡単に手に入ることから、DIYで行う人も増えてきています。
費用は材料と道具だけなので、業者に依頼するより断然安く室内塗装をすることができることが魅力です。
DIYで費用を節約できるなら、やってみたい!と思う人は多いのではないでしょうか?
そしてなにより、DIYは自分で塗装する楽しさもとても魅力的ですよね。
この記事では、DIY塗装の手順や、注意点、オススメの塗料などをご紹介します。
また、室内塗装を業者に頼む場合と、DIYで行う場合を比較しながら見ていきましょう。
目次
- 室内塗装とは
- 室内塗装の魅力
- 室内塗装をDIYにするメリット
- 室内塗装を業者に頼むメリット
- 室内塗装とクロスのDIYの違い
- 室内塗装の方法
- 室内塗装する前に知っておきたいポイント
- 室内塗装にオススメの塗料
- 簡単な室内塗装でも辻塗装が相談に乗ります!
室内塗装とは
室内塗装とは、部屋の壁や天井に塗料を塗ることを指します。
キッチンやトイレなど、基本的にはどんな壁や天井でも、塗装することは可能です。
壁紙クロスでは出ない高級感や重圧感などが表現でき、オシャレに仕上げることができます。
室内塗装の魅力
室内の演出といえば、基本はクロスですよね。
クロスではなく室内塗装を選択することには、どのような魅力があるのでしょう。
・カフェのようなオシャレな雰囲気に仕上げられる
塗料は、高級感のあるオシャレな空間を演出することができます。
そのため、カフェや洋服店などは室内塗装をしているお店が多いです。
一般家庭では、室内にクロスを使うことが多いですか、最近では塗料を使う家も増えてきました。
カラーが豊富
塗料の色の種類は、選びきれないほど豊富にあります。
白だけを見ても、164色もあるほどです。
また、複数の色を混ぜ合わせてオリジナルの色を作ることができるので、オンリーワンの家作りが可能です。
「個性的な部屋が良い」「とにかくオシャレな部屋にしたい」など、内装にこだわりたい人は室内塗装が良いでしょう。
補修や塗り替えが簡単
塗装の場合は、傷がついたところなど部分的に補修が可能です。
周辺の色に合わせて、同じ色で補修することができます。
一方、クロスの場合は、部分的に補修することができません。
一部分が汚れたり傷がついたりすると、一面を貼り替えることになるからです。
塗装は傷つきやすい性質を持ってはいますが、クロスと比べると補修は比較的簡単にできるでしょう。
廃材がでない
クロスの場合、貼り替えるときに、既存のクロスを一度剥がす必要があります。
剥がしたクロスは、家庭で処分するか、業者に頼んで処分してもらいます。
業者に頼むと処分の際の手数料がかかる場合があるので、余計な費用がかかってしまうことも。
塗装の場合はクロスの上から塗装できる塗料もでてきているので、使う塗料の種類によっては廃材が出ません。
廃材が出ないことから環境にも優しく、処分費用もかからないので手軽に行えます。
DIYで簡単にできる
近年では、インターネットの普及もあり、様々なDIY専用の塗料をネットでも購入できるようになりました。
ホームセンターでも簡単に手に入るので、DIYで人気を集めています。
市販のものでも、カラーバリエーションや種類も豊富にあるので、自分にあった塗料を見つけることができるでしょう。
また、作業も技術がなくても手軽にできるので、子どもから大人まで楽しみながら塗装することができます。
室内塗装をDIYにするメリット
次に、室内塗装をDIYするメリットをみていきましょう。
費用を節約できる
施工範囲にもよりますが、道具など一式そろえた場合でも、安くて1万円前後から室内塗装をすることができます。
一方、業者に依頼すると4万~15万円が相場だと言われています。
その上、下処理費用が5万~10万円かかってしまうのです。
業者に依頼することを考えると、DIYの方が断然費用を抑えることができるでしょう。
技術がなくてもキレイに塗れる
業者が施工するほど完璧な仕上がりとまではいきませんが、DIYでもキレイに仕上げることはできます。
ホームセンターやインターネットで、塗装に必要な道具は揃うので、専門の道具を使えば、素人でも問題なく塗装できるでしょう。
そして、塗り方によっては手作り感を出すことができ、温かみのある雰囲気に仕上がります。
「手作り感がある方がオシャレに見える」という理由でDIY塗装をする人も。
室内塗装を業者に頼むメリット
室内塗装は、DIYがベストなのでしょうか?
そんなことはなく、業者に室内塗装をするメリットもたくさんあります。
仕上がりが断然キレイ
専門業者が施工する場合、仕上がりは間違いなくキレイです。
下処理から塗装まで、丁寧に施工してもらえます。
専門知識が豊富なため、内壁に合った塗料で施工してもらえます。
失敗したくない人、完璧な仕上がりを求める人は、専門業者に依頼しましょう。
オーダーカラーを注文できる
塗料を自分好みに混ぜ合わせるのは、DIYでは難易度が高いですよね。
しかし、業者の場合はカラーが豊富にあり、知識がある職人は、複数の色を混ぜ合わせてもどのような色になるかが分かります。
自分のイメージしているカラーを業者に伝えれば、前もってカラーのシミュレーションもしますし、希望に近い色で塗装することができるでしょう。
室内塗装とクロスのDIYの違い
室内の装飾としては、塗装よりもクロスが一般的です。
ただ、クロスは自分で張り替えるのは難しそうですよね。
しかし実は、クロスもDIYでできることはご存じですか?
内壁のDIYは、塗料での塗装が基本的には多いですが、クロスでも簡単に自分ですることができます。
ここでは塗料とクロスの特徴と、費用を比べながら見ていきましょう。
塗料
室内塗装のDIYのなかで一番簡単に仕上げることができるのは、塗料です。
キレイに塗らなくても、味のある素敵な内壁に仕上げることができます。
塗料の場合、1人でも作業できますし、子どもと一緒に楽しみながら塗ることもできます。
しかし、塗料によっては臭いがきついものがあるので、身体に悪影響のない水性塗料がオススメです。
費用は、6畳の広さの場合だと、1万円程度から内壁を塗装することができます。
クロス
クロスは好みの柄を選ぶことができ、失敗しても貼り直しができます。
しかし、ひとりでは作業が難しく、下地補修が必要なので、塗料よりも手間がかかります。
クロスでDIYをする場合は、複数人で作業を行うといいでしょう。
費用は、6畳の広さだと、1.5万円程度から壁紙クロスを貼ることができます。
室内塗装の方法
次に、室内塗装をDIYで行う場合の方法をご紹介します。
室内塗装を行う前に、まずは基本的な知識と手順を知っておきましょう。
1.室内塗装をする前に下準備をする
・下地をキレイに整える
最初に塗装するところの下処理を行っていきます。
穴やヒビなどがあれば補修材で埋めていきましょう。
補修したあとはサンドペーパーで表面を磨いていきます。
・エアコン周りを保護する
エアコンと壁の隙間に、マスキングテープを少し入れ、エアコンに貼り付けます。
マスキングテープの上にマスカーを貼り、エアコン全体を保護しましょう。
・コンセント周りを保護する
コンセントのプレートを外し、外側をマスキングテープなどで貼り付けます。
マスキングの上にマスカーを貼り、全体を保護しましょう。
・巾木をマスキングする
巾木に塗料がとばないように、マスカーやシートなどを敷き保護しましょう。
2.塗料の準備
塗料の缶をよく振ります。
缶を開けたら、棒などでしっかりまぜ、塗料をローラーバケットに移し替えます。
3.塗装をする
コーナー部分や、ローラーが入らない狭い部分は、ハケで塗装しましょう。
細かい部分が塗り終わったら、次はローラーで全体に塗料を塗り、下から上に動かし仕上げていきます。
1回目の塗装が終わったら、2~3時間ほど乾燥させ、同じ手順で2度目の塗装をしていきます。
2度塗することで、ムラがなくなり、キレイに塗ることができます。
4.マスキングテープを剥がす
2回目の塗装が乾燥する前にマスキングテープなどを剥がしていきます。
5.完成
約1日乾燥させたら、完成です。
室内塗装する前に知っておきたいポイント
室内塗装で失敗しないためにも、塗装をする前に押さえておきたいポイントをまとめてみました。
以下のことに気を付けながら作業に入ることで、室内塗装を成功させましょう。
部屋に合ったカラーを選ぶ
サンプルの色で比べるなどして、部屋の雰囲気に合った色を選びましょう。
晴れた日に塗装する
特に水性の塗料で塗装する場合、気温が5℃以下で塗ると塗装が剥がれてしまいます。
そのため、冬場などの寒い季節は避けるようにしてください。
また、湿度が高すぎると、塗料がなかなか乾かないので、晴れた日に塗装を行うことをオススメします。
下処理をきちんとする
下地がきれいな状態でないと、塗装剥がれの原因になったり、見た目が汚く見えたりする場合があります。
サビなどがあれば、キレイに落としましょう。
また、傷や穴などは補修剤で埋めておくと、キレイに塗装ができます。
マスキングをきちんとする
汚したくない場所は、しっかりマスキングをしましょう。
マスキングをしっかりと行うと、キレイに仕上がります。
重ね塗りをするときは乾いてから行う
十分に乾いていない状態で重ね塗りをしてしまうと、乾燥するのに時間がかかってしまいます。
重ね塗りをする場合は、塗料の缶の乾燥時間を確認し、しっかり乾かしましょう。
汚れるのを覚悟して行う
内壁塗装はどんなに気をつけていても必ず汚れます。
よごれても良い服装で行いましょう。
また、汚したくないものは部屋から出すか、汚れないように保護してください。
換気をする
無臭の塗料だとしても、換気は必ずしましょう。
換気をすることで、塗料の乾きも良くなります。
室内塗装にオススメの塗料
室内塗装に使う塗料の種類はたくさんあって、どの塗料がいいのか迷いますよね。
室内塗装の場合、安全面も考えると水性の塗料をオススメします。
水性の塗料は安全性も高く、色や種類も豊富にあるので、室内塗装では水性塗料が主流です。
ここでは、DIYで簡単に塗装できる塗料をご紹介します。
水性エコファミリー(1.6L)
- アクリルエマルションペイント、つやなし
- カラーのバリエーションも豊富。
- 本格的な室内環境配慮型の塗料で、環境にも優しく、無臭。
アサヒペン 水性インテリアカラー
- 室内壁用水性塗料
- カラーバリエーションは30種類と豊富。
- 防カビ機能付きでキッチンや浴室にも適している。
水性ヤニ、シミ止めシーラー ホワイト(1.6L)
- カチオン型塗装下地剤、白色
- タバコのヤニや木のアク、油ジミなどの、主にシミを防ぐのにオススメ。
カラーパテ ホワイト(700ml)
- アクリル樹脂下地剤
- 内壁の傷やひび割れなどの補修にオススメ。
簡単な室内塗装でも辻塗装が相談に乗ります!
DIY塗装の良い所は、費用が安く、手軽に楽しく作業できるところです。
技術がなくても、子どもから大人まで家族で楽しく塗装をすることもできます。
また、DIYなので、手作り感が出て温かみのある空間を演出できるのも魅力です。
しかし、業者に施工してもらう方が、失敗がない分、仕上がりはキレイです。
失敗したくない人、完璧にキレイに塗装したい人は、専門業者に施工してもらうほうがいいでしょう。
もし、室内塗装の事で疑問があるのなら、私たち辻塗装にご相談ください
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