福岡県 太宰府市 H様邸 住宅 塗装工事
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こちらは太宰府市のH様邸の塗装工事を施工させて頂きましたので、紹介させて頂きます。
高圧洗浄後からの作業を紹介します。
外壁シーリング工事について
まずはシーリングの打替え工事から作業させて頂きました。
サイディングボードの目地は既存撤去打替え作業で施工しております。
2面接着になるように底面のボンドブレーカー確認作業もしっかり行いました。
シーリング材料にはコニシボンドさんのボンド MSシールを使用してます。
変成シリコーンポリマーを主成分とした高性能建築用の変性シリコンシーリング材です。
外壁塗装について
日本ペイントさんの材料で、下塗りにはパーフェクトシーラーを使用しました。
外壁の表面が若干傷んでいる箇所がありましたので、そういった箇所には下塗り2回施工してます。
パーフェクトシーラーしっかり含侵浸透して内側から固めてくれる優れた下塗り材です。
さらに表面に膜を造ってくれる造膜型の最高な下塗り材です。
色んな用途に使用できるため、少しでも安心する為に良い下塗り材を使用しております。
上塗の材料にはファインパーフェクトトップを使用しております。
パーフェクトシリーズの弱溶剤型1液ラジカル制御形ハイブリッド高耐候性塗料になります。
粘性調整によりレベリング性(均一に平らになる力)を向上させ、美しいつやが得られます。
防藻・防かび機能で、いやな藻やかび菌の発生を抑制します。
更なる防カビ効果が欲しい方はオプションで強力防かびを選択することも可能です。
期待耐用年数につきましては10年~14年程度はしっかりあると思います。
外壁タイル模様活かし仕上げ
外壁塗装はタイル模様を活かすために、特殊ローラーにてタイル模様を再現施工しました。
先ず目地色で全体をしっかり2回塗りで仕上げた後に、表面のみ色替えで施工するという手順です。
なかなか技術のいる作業になり、作業手間とコストのかかる工法にははなりますが、
施工する側としましては新しく新鮮な気持ちで作業することができますので、ありがたい工法です。
特殊な仕上げ施工をした現場は印象にも残りますし、達成感もさらに増します。
屋根塗装について
屋根はスレートのコロニアル屋根でしたので、高機能パーフェクトシーラーを下塗りしました。
外壁と同じく劣化部分は、しっかり固めるために下塗りも2回塗りで施工してます。
上塗の材料にはファイン4Fベストを使用しました。
ターペン可溶4フッ化フッ素セラミック変性樹脂屋根用塗料になりまして、
超耐久性の4フッ化フッ素(4F)と、セラミック配合技術の組み合わせにより、
超耐久性を実現しており、屋根という厳しい環境に耐えることができます。
屋根は直接紫外線や雨風の影響を受ける箇所になりますので、外壁より良い材料を推奨してます。
そうすることで屋根と外壁のバランスを良くするための提案として推奨させてもらってます。
外壁 パーフェクトシリーズ 屋根 フッ素仕上げは かなりお勧めの組み合わせです。
縁切り工法のタスペーサー取付け
コロニアルの屋根では縁切工法が必要な事も毎回伝えさせて頂いてます。
屋根の水抜け部分を材料で塞いでしまうと、湿気や結露や雨などが逆流してしまいます。
せっかく塗装工事をしたのに、雨漏れの原因にしてしまったり、内部の腐食を悪化させてしまいます。
そんなことが起きてしまったら本も子もありません。
こんな小さいようなことが大きい事をしっかり理解してもらい作業を行っております。
屋根の小口の重なり部分にタスペーサーを挿入することで適度な隙間を与え、
塗料の溜りによる屋根材の上下重なりを塞ぐことなく確実に通気性を確保できます。
屋根材の端と端にカーボン製の部材を取付けて、 約1㎡あたりに10個程度取付けてます。
その他の仕上げ材料
軒裏天井 ⇒ 日本ペイントさん 水性ケンエースを使用しました。
水性化により、VOC1%以下、F☆☆☆☆を実現。室内でも使える環境に優しい塗料です。
水性塗料では最高レベルのヤニ止め効果があり、軽微なヤニであれば止めることができます。
辻塗装店では住宅の天井【軒天】では毎回お世話になっている材料です。
やはり透湿性に優れているところと、艶消しで落ち着いた雰囲気になるのでバランスがいい塗料です。
鉄部・樋・付帯 ⇒ 日本ペイントさん ファインパーフェクトトップを使用しました。
今回のH様邸では外壁にも使用していますが、
木部、鉄部、コンクリート、モルタル、サイディングなどオールマイティに使えます。
「転写性によるグリップ感」が良く施工がし易いため、キレイに仕上がるので
細かい作業の多い付帯部分の塗装には常におすすめしてます。