外壁塗装で職人への差し入れは必要?差し入れの具体例や注意点
外壁塗装の工事の依頼をしたときに、気になるものの一つが職人への気遣いですよね。
長期間に渡り、自分の家の外壁塗装をしてもらうとなると、職人への差し入れを気にされる人も多いのではないでしょうか?
工事費用は業者に支払っているため、基本的には職人への差し入れを出さなくても問題ありません。
実際に最近では、最初から差し入れを断る業者も増えてきました。
また、差し入れを出さないご家庭も多くなってきたため、職人が気にすることもありません。
しかし、そうは言っても、毎日のように自分の家に来てもらうとなると気を遣いますよね。
「たまには何か差し入れをしよう」と思う方も多いと思います。
そこでこの記事では、外壁塗装の際、職人への差し入れはどのようなものがいいのか?差し入れの具体例や、差し入れの出し方、注意点などを詳しくご紹介します。
目次
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- 職人への差し入れは必要なのか?
- 差し入れを出すメリット
- 差し入れの具体例
- 職人に差し入れするときの出し方
- 職人のペースで休憩してもらう
- 差し入れNGなもの
- 差し入れをするときに押さえておきたいポイント
- 外壁塗装のお悩みなら辻塗装にお任せください!!
職人への差し入れは必要なのか?
昔からの習慣として、職人に差し入れをするのが当たり前の行為でした。
そのため、現在も差し入れをするご家庭が多いのは事実です。昔は現在のように、インターネットが普及していなかったこともあり、知り合いの紹介や、近所の職人に依頼することが多かったようです。
知り合いや、身近な人が家に来たら、お茶を出したりするのは普通の事ですよね。
だからこそ、差し入れが当たり前だったともいえます。しかし、今はインターネットの普及もあり、全国どこからでも業者に依頼することができます。
そのため、ほとんどの場合が初対面の職人ばかりです。
「お金払って来てもらっている」「見ず知らずの人」ということもあり、最近は差し入れしないご家庭も増えてきています。工事費用は業者に支払っていますし、差し入れは義務ではないので、実際は差し入れをする必要はありません。
あくまで、気持ちの問題なので、差し入れをしないからと言って、職人が工事の手を抜くことはないので、安心してください。差し入れがなくても職人は気にしませんし、差し入れがあれば遠慮せずにもらってくれるはずです。
差し入れをどうするかはご家庭の自由なので、「差し入れをしたい」と思う人は差し入れをしましょう。
「あまり気が向かない」と思う人は、差し入れをしなくても問題ありません。差し入れを出すメリット
差し入れをする、しないは自由なので、どちらを選んでも大丈夫です。
しかし、真夏の炎天下や真冬の非常に寒い日に、作業をするときもありますよね。
そんな日は、たまに冷たい飲み物、温かい飲み物などを出してあげると、職人はとても喜びます。職人も人間ですから、施主に気にかけてもらったり優しくしてもらったりすると、それだけで仕事に熱が入ることもあります。
そして、差し入れの時に、職人と気軽に接することができるようになれば、簡単な要望を聞いてもらいやすくなります。作業の質が落ちることはありませんが、普段からコミュニケーションを取っていると「要望に応えてあげたい」と思う職人もいるでしょう。
差し入れ一つで、職人との関係を良好に築くこともできます。
その為、差し入れをだすことのメリットは無いとは言い切れません。差し入れの具体例
外壁塗装の差し入れでは、どのようなものを出せばいいか気になるところですよね。
基本的には、どんな差し入れでも職人はありがたく受け取ってくれます。しかし、差し入れに何を渡せばいいのか、悩む人も多いことでしょう。
そこで、外壁塗装の職人への差し入れで、よく出されるものをご紹介します。- 缶コーヒー:微糖、無糖の両方を用意
- ジュース:アクエリアス、ポカリなど
- お茶や水:緑茶や麦茶
- 甘いお菓子:チョコレートなど
- おせんべい:食べやすい小さめのもの
- アイスクリーム:飲むタイプのもの
- 栄養ドリンク:リポビタンなど
上記の物がよく差し入れに出されます。
職人の好みや食べやすさなどを考え、色々な種類のものを用意するご家庭が多いようです。
例えば、缶コーヒーなら、微糖を好む職人が多いですが、中には無糖のものしか飲めない人もいるかもしれません。
そのような職人がいた場合も予想し、微糖と無糖の両方を用意して職人へ配慮をする人もいます。もちろん、必ずしもそこまでする必要はありません。
ただ、種類が豊富にあると好きなものが選べるので、職人としては助かる場合もあります。職人に差し入れするときの出し方
差し入れの出し方に特に決まりはないので、自分に負担が少ないやり方で問題ありません。
一点だけ注意するとしたら、差し入れを出すときに、職人さんが休憩中だからとは言え、長話をしてしまうのは控えましょう。
少ない休憩時間が施主との会話で終わってしまうのは、職人は気が休まりません。
休憩中は疲れた体を休めて、自分の好きなように過ごしたいのが職人の本音でしょう。
お互いに踏み込みすぎず、気を遣い過ぎない関係で差し入れをするのが好ましいと言えます。差し入れの出し方は、ご家庭によって様々です。
ここでは、どのような差し入れの出し方があるのか具体例をいくつか紹介します。「ご自由にどうぞ」と書かれた差し入れコーナーを作る
外壁塗装にかかる工期は、10日~2週間と言われています。
1日に何度も差し入れをしに現場に足を運ぶとなると、手間がかかってしまいます。
自分の負担を減らすためと、職人に気を遣わせないために、差し入れコーナーを所定の場所に準備しておくのも一つの方法です。
その時は、業者に一言伝えておきましょう。夏場なら、クーラーボックスに、コーヒーやお茶を入れておくと、冷たいまま飲めるので大変喜ばれます。
冬場は熱いお茶が入ったポットを準備したり、熱いコーヒーがいつでも飲めるように、お湯とインスタントコーヒーを、置いておくのもおススメです。
季節に合わせた差し入れは、職人に人気があります。作業初日に差し入れを一気に渡しておく
初日の挨拶の時に、袋や段ボールなどにお菓子や飲み物を詰めて、職人に渡しておくのもいいでしょう。
そうすると、毎日足を運ばずに済むので自分の手間が減ります。
そして、何度も顔を合わせる必要がないので、お互いに気を遣わずに済むでしょう。気が向いたときに差し入れを出す
たくさん差し入れを出したくない人は、気が向いたときに差し入れを出すといいでしょう。
差し入れを出す量も少なくて済みますし、気遣うストレスも少なく、そのうえ経済的です。たまにしか差し入れをしないからと言って、職人は気にしません。
気を遣いすぎていないので、職人も気楽に受け取りやすいでしょう。毎日休憩時間に差し入れを出す
毎日差し入れをする場合、時間帯は職人のお茶の休憩時間がいいでしょう。
お茶の休憩時間は、ほとんどが午前10時と午後3時の2回です。
この時間に差し入れをするといいでしょう。
お昼休憩は、自分たちが持ってきたもので昼食をとるためオススメしません。また、休憩時間のたびに声をかけられると、職人が気を遣い休めない場合もあります。
声をかけるときは、なるべく話が長くならないようにしましょう。
「差し入れここに置いておきますね。」など、一言だけ声をかけるといいでしょう。職人のペースで休憩してもらう
何を差し入れするかも大切ですが、一番は職人のペースで休憩してもらうことです。
基本的にお茶の休憩時間は午前10時と午後3時なので、その時間に差し入れをするのは問題ありません。しかし、外壁塗装では、時間通りに仕事が切り上げられない場合もあります。
職人は作業の効率や品質のために、「作業の段取り」や「全体の流れ」というものをとても大切にしています。そのため、時間よりも作業のキリが良い所で休憩を取ることもあります。
午前10時と午後3時のお茶の休憩時間ピッタリに、作業が切り上げられないことも多くあるでしょう。時間通りに差し入れの準備をしても、すぐに飲食できないこともあるので、必要以上におもてなしをするのは控えましょう。
お茶の時間にどうしても差し入れをしたいという人は、クーラーボックスに缶コーヒーや、お茶などを入れて声をかけておきましょう。
そうすれば、職人の切りがいいタイミングでお茶休憩できます。差し入れNGなもの
差し入れは喜ばれる物がほとんどなのですが、差し入れに適さないものもいくつかあります。
職人に気持ちよく差し入れを受け取ってもらうためにも、差し入れに向かない物を知っておくといいでしょう。生ものは適さない
業者は、1日の作業の段取りを決めてから作業を開始します。
そのため、その日のうちに食べなければいけないケーキなどの生ものは、差し入れに出さない方が無難です。生ものの差し入れは、「早く食べなきゃいけない」と、差し入れの事を気にしないといけなくなります。
その結果、職人の作業ペースを乱してしまうことになりかねないのです。差し入れとしては、日持ちする飲み物やお菓子などが適しているでしょう。
そうすれば、職人の仕事のタイミングで飲食できるので、迷惑がかかりません。現金は渡さない
自分の家で長期間に渡り作業をしてもらうと、施主として食べ物以外で何かお礼をしたいと思う人もいるかもしれません。
そうであっても、現金を渡してのお礼には注意が必要です。確かに現金をもらえると、嬉しく思う職人もいるでしょう。
しかし、外壁塗装の費用は業者に支払うので、職人に現金を渡してはいけません。
現金を渡してしまうと、領収書などの発行が必要になってきます。
それに、かえって気を遣わせてしまったり、申し訳ない気持ちにさせてしまったりする場合もあります。どうしても食べ物や飲み物以外の差し入れをしたい場合は、商品券などにするといいでしょう。
商品券であれば、領収書の発行も必要ないですし、職人で分けることもできるのでおススメです。差し入れをするときに押さえておきたいポイント
外壁塗装は、身体のコンディションが気温や季節に左右されやすい職業です。
そのため、その日の気温や季節に合わせた差し入れが大変喜ばれます。
そして、休憩時間もあまり長くないので、手軽に食べられる物や手が汚れない物などがいいでしょう。せっかく差し入れをするなら、職人に喜んでもらいたいですよね。
ここでは、職人が気軽に受け取れるものや喜ぶものを具体的に紹介します。
外壁塗装の差し入れで成功するためにも、職人を理解した親切な差し入れを知っておきましょう。小分けされたもの
小分けされたお菓子などは、食べられなかった時に持ち帰りもできるので、職人としてはありがたい差し入れです。
例えば、塩分の強いおせんべい(ハッピーターンや柿の種など)の小分けされたものも人気が高いです。
夏場は特に汗をかくので、塩分が欲しくなるものです。
熱中症対策にもなるので、職人が喜ぶ差し入れの一つです。その他、小分けされたチョコレートやクッキーなどもいいでしょう。
日持ちするもの
差し入れをしても、その日のうちに食べられない場合もあります。
そこで、家に持ち帰って食べることができるように、日持ちの長いものがいいでしょう。例えば、せんべいやチョコレート、飴、ガム、などがおススメです。
夏場は冷たい飲み物
夏場はとにかく汗をかくので、飲み物がたくさん必要になります。
そのため、飲み物は多ければ多いほど職人が喜んでくれるでしょう。特にペットボトル飲料で、炭酸やアクエリアス、お茶、お水はおススメです。
夏場はすぐにぬるくなってしまうので、保冷剤が入ったクーラーボックスに入れておきましょう。冬場は温かい飲み物
冬場の外壁塗装の作業はとても寒いため、温かい飲み物が喜ばれます。
缶コーヒーや、ペットボトルの温かいものでもいいですが、すぐに冷めてしまいます。
そこで、温かい飲み物を手軽に飲んでもらうために、ポットなどにホットコーヒーや紅茶、お茶などを準備しておくといいでしょう。外壁塗装のお悩みなら辻塗装にお任せください!!
基本的には、差し入れをしなくても全く問題ありません。
そのため、気を使わなくても大丈夫です。もし差し入れをする場合でも、無理はしないようにしてください。
「職人に喜んでもらいたい」と思っていただけるのはありがたいですが、職人が気を使ってしまうこともあります。
外壁塗装を依頼したあなたは、私たちにとって大切なお客様なので、気を使い過ぎないようにしてくださいね。もし、外壁の劣化などが気になるようでしたら、私たち辻塗装にご相談ください。
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