外壁塗装はクレームが多い?トラブルを起こさないための事例と対処法
外壁塗装は、クレームが多いリフォーム工事と言われています。
外壁塗装の工事中や工事が終わった後に、気になる点や不満を持つケースが後を絶たないのです。
また、工事費用も高額なため、些細なことでもクレームに繋がりやすくなってしまいます。
自分が満足できる外壁塗装を実現するためにも、外壁塗装で発生しやすいクレームや対処法を知っておくといいでしょう。
そして、ベストなことは、トラブルが起きないことですよね。
トラブルが起きないようにする方法も、合わせてご紹介します。
これから外壁塗装をする人、外壁塗装が終わったけど不満がある人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
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- クレームはきちんと伝える
- 外壁塗装のよくあるクレームと対処法
- 外壁塗装のクレームが起きる原因
- クレームを入れる前に覚えておきたいポイント
- 相手に伝わりやすいクレームの伝え方
- 外壁塗装のクレームが起きないようにする為に
- 確かな外壁塗装は辻塗装にお任せください!!
クレームはきちんと伝える
大前提として、不満や不信感がある場合、クレームはきちんと伝えましょう。
外壁塗装の工事で、気になることや不満に思うことがあれば、早めに業者に伝えることをオススメします。
外壁塗装は、高額な上に最もよく見える部分になってくるので、些細なことでも気になってしまうのは当然のことでしょう。イメージしていた色と実際の色が違ったり、業者の塗り方や態度に納得いかなかったりと、不満に思うことは人それぞれ違うと思います。
今後の業者との関係性にも関わってくるので、「こんなことでクレームを入れていいのだろうか?」「これって施工不良?」など悩む人はとても多いです。しかし、伝えないことにはその悩みや不安は解決しません。
まずは、気になったことや不満は、感情的にならず、どこが、どのように気になるのか、整理して伝えましょう。ここからは、対処法やクレームを入れる前のポイント、クレームの伝え方、トラブルを起こさない方法を細かくお伝えします。
外壁塗装のよくあるクレームと対処法
イメージしていた色と違う
「色が違う」というクレームには、2パターンあります。
1つ目は、打ち合わせの時に決めた見本通りの色を塗装したのに、「イメージしていた外壁塗装と色が違う」というクレーム。
2つ目は、業者の発注ミスで、塗装した色が指定の色と違ったというクレームです。【対処方法】
1つ目のクレームは、塗り直しを希望する場合は基本的に追加料金が発生します。
イメージしていた色と違うことないようにするためにも、業者任せにせず慎重に色決めをする必要があるでしょう。通常は、担当者と納得するまで入念に打ち合わせをした上で、乾燥後の色の変化まで確認をします。
ここまできちんとシミュレーションをしておけば、色に関するトラブルはめったに起きません。次に2つ目のクレームは、業者のミスなので無償で塗り直しが可能になってきます。
対応してもらえない場合は、弁護士に相談しましょう。塗り残しや塗りムラを見つけた
評判のいい優秀な業者でも、ムラや塗り忘れが起きる可能性はあります。
基本的に業者の落ち度なので、修正を依頼するようにしてください。【対処方法】
引き渡しの段階で塗り残しやムラなどを見つけて、無償で補修してもらいましょう。
工事が終わって時間が経ってしまうと、追加費用がかかる場合もあります。
引き渡しのチェックは入念に行い、見つけ次第早めに業者に連絡しましょう。塗装後に剥がれや色あせが出てきた
1年も経っていないのに、「塗装の剥げ」「サビ」「色あせ」などの不具合が出た場合は、基本的に施工不良です。
塗料が外壁材に合っていなかった、塗料が完全に乾く前に次の塗料を塗った、など原因は様々あります。
正しく施工を行えば、たった数年で塗装に不具合がでることはありません。【対処方法】
施工不良は、塗装後3年以内に最も起きやすいです。
保障期間内であれば無償で補修をしてくれるので、見つけたら早めに連絡しましょう。保障がない場合は、施工不良とはいえ、どうすることもできません。
契約前に、保障期間や保障内容を確認しておきましょう。塗料の臭いで体調が悪くなった
ご自身やご家族、もしくは近隣の住民が、塗料の臭いが原因で体調が悪くなったと訴えるクレームがあります。
【対処方法】
基本的には塗料の臭いによる、健康被害はありません。
しかし、油性塗料になると気分が悪くなるなどの症状が出る人もいます。
心配な人は業者と相談して、水性塗料にしてもらうなどの工夫をするとよいでしょう。工事中の音がうるさい
特に、足場の組み立てや撤去の際には大きな音が出ます。
その時に、近隣などからクレームがでることも多くあります。【対処方法】
ほとんどの場合、施工業者が事前に、騒音が出る日を近隣に伝えてくれます。
業者が挨拶まわりをしない場合は、自分で前もって近所の人に挨拶しにいきましょう。職人の態度が悪い
職人の態度が悪いと目につきやすいので、クレームに繋がりやすくなってきます。
ひどい業者になると、施工中でも敷地内でタバコを吸ったり、雑談をしたりする場合もあります。【対処方法】
気になる場合は、業者に伝え態度を改めてもらいましょう。
敷地内や周辺で、タバコを吸わないよう事前に伝えておくこともオススメです。/p>外壁塗装のクレームが起きる原因
外壁塗装でクレームが起きる原因として、大きく分けて3つあります。
1つ目は、塗装の品質に関すること。
クレームにつながる施工不良の7割以上は、下地処理に問題があると言われています。
2つ目は、自分の知識不足がクレームの原因となるケースです。
そして3つ目は、打ち合わせの時の業者とのコミュニケーション不足が原因になります。下地処理が原因の場合は業者の落ち度なので、責任を取ってもらえばいいでしょう。
しかし、自分の知識不足やコミュニケーション不足になると、自分にも落ち度があると言えます。
その場合、いくらクレームとして訴えても、相手にしてもらえないかもしれません。これらのトラブルを避けるには、まず外壁塗装の知識を事前につけるか、打ち合わせの時に細かく聞くことが大切です。
相手はプロですから、丁寧に教えてくれるでしょう。知識がないと、ついつい業者任せにしてしまうことも多くなってしまいます。
しかし、業者に任せきりにしてしまうと、イメージした色と違う確率も高くなってしまいます。
打ち合わせは、入念にするようにしてください。そして、なるべく沢山の見本を候補にあげ、大きめの見本を参考にすることをオススメします。
気になる見本が見つかったら、根気よくシミュレーションを実施してください。
家の中でも外壁塗装はとても重要な部分なので、業者任せにせずに、事前にしっかりと知識を身に着けておきたいものです。クレームを入れる前に覚えておきたいポイント
気になった時点ですぐにクレームを入れる
少しでも気になったことや不満に思うことがあれば、すぐに業者に連絡しましょう。
時間を置かないことが、最大のポイントです。工事後、時間が経過した場合や、工事中でも工事が進んでいる場合は、問題解決が難しくなる事柄もあります。
「こんなこと伝えてもいいのか?」と少しでも思うことがあれば、業者に伝えることをオススメします。見積書や契約書などを確認する
問題をスムーズに解決するために、クレームを入れる前に契約書などの確認をしましょう。
打ち合わせの際に業者と交わした見積書や契約書は、クレームを入れるときに重要な役割を果たします。
クレームを入れたい内容が書面に書いてあると証拠となるため、きちんと対応してもらえるはずです。書類に記載されている以外のクレームになると、内容によっては業者との間で「言った、言わなかった」と折り合いのつかないトラブルも起きかねません。
心配な方は、打ち合わせの時に業者と話した内容などを記録しておくといいでしょう。
こちらも証拠になるので、業者に対応してもらいやすくなります。第三者機関に頼る
クレームを入れて、業者と何度も話し合っても、問題が解決しない場合もあります。
その場合は、第三者機関に相談することをオススメします。
専門知識を持った第三者機関があるので、専門的なアドバイスを受けることができます。以下が第三者機関になります。
公益財団法人 住宅リフォーム紛争処理センター:国土交通大臣から指定を受けた住宅専門の相談窓口になるので、外壁塗装の相談はここがいいでしょう。
消費生活センター:消費生活全般に関するクレームなどの相談ができる窓口です。幅広く相談に乗ってもらえるので、どこに相談すればいいか分からない時にオススメです。
相手に伝わりやすいクレームの伝え方
不満などからクレームを入れる場合、どうしても感情的に伝えてしまうことが多くなってしまいます。
しかし、感情的になると伝えたい要点などがぶれてしまい、相手に伝わらないかもしれません。
また、伝え方によっては、今後の業者との関係性にも影響がでてしまいます。
そこで、クレームは書面もしくは、メールで伝えるようにしてください。思っていることを、電話などで、直接業者に伝えることも大切ですが「言いたいことが全て言えなかった」という事態も考えられます。
そこで、一番確実な方法が、書面やメールで言いたいことをまとめて伝えることなのです。クレームを伝える際は、以下のような点をまとめるとよいでしょう。
1.伝えたいクレームの内容
2.クレームの内容に対して、今の自分がどう感じているのか
3.どうしてほしいのかメールで伝えると、直接口頭で伝えるよりかなり冷静に、言いたいことを伝えることができるはずです。
そして、相手にも伝わりやすくなります。
メールなど書面などに残しておく方が証拠としても残るので、余計なトラブルを避けることもできるでしょう。外壁塗装のクレームが起きないようにする為に
できることなら、業者に対してクレームは入れたくないし、外壁塗装で失敗はしたくないですよね。
外壁塗装でクレームが起きないようにするために、気を付けておきたいポイントをご紹介します。実績のある地域密着型の業者を選ぶ
知識不足が原因でクレームに繋がることは、どんな買い物でも非常に多いものです。
外壁塗装において、知識を付けておきたい内容は以下の通りです。1.塗料の特徴や性能について
2.塗装工事について
3.外壁塗装の金額の相場主に、この3つの知識を、事前に身に着けておくといいでしょう。
知識を身に着けているだけで選択肢が広がり、打ち合わせの段階からトラブルを防ぐことができます。
万が一何かあっても、自分に責任があるのか業者に責任があるのか判断もしやすくなります。実績のある地域密着型の業者を選ぶ
地域密着型の業者の場合、要望などとても柔軟に対応してくれます。
そして、地域の気候なども考慮し、住む場所に合った外壁塗装の提案やアドバイスをしてくれるので安心です。特に、実績がたくさんある地域密着型の業者は、クレームが少ない証拠であるとも言えるでしょう。
地元の業者の場合は特に、その地域の口コミなどで評判が大きく変わってきます。
実績が多ければ多いほど、安心できる優良店と考えていいでしょう。業者としっかりコミュニケーションをとる
打ち合わせの段階で、積極的に担当者とコミュニケーションを取ることをオススメします。
相手に流されず、自分の要望や言いたいことなどはハッキリ伝えるようにしましょう。コミュニケーションが取りづらい業者だと、何かあっても気を遣ってしまって、なかなかすぐに言い出せない場合もあります。
このような関係性で進んで行くと、不満や不信感はどんどん溜まっていき、最終的にクレームとして訴えることになりかねません。一方、最初の段階で、コミュニケーションを取っておくと、些細なことでも相談しやすくなります。
お互いのイメージのズレや、「言いたいことが言えない」などの問題も避けることができます。
そしてなにより、お互いの信頼関係も出来上がるので、相手もいい加減な対応はできなくなるはずです。確かな外壁塗装は辻塗装にお任せください!!
外壁塗装は、決して安い買い物ではありません。
もし、施工不良や気に入らない点があれば、積極的に業者にクレームを入れて解決すべきでしょう。ただし、「選択した色が気に入らない」など、あなた自身に落ち度がある場合は、クレームを入れても解決しないこともあります。
このような事態を避けるためには、親身に相談に乗ってくれる優良な塗装業者に外壁塗装を依頼することが不可欠といえるでしょう。もし、外壁塗装のリフォームについて不安なことがあるのなら、私たち辻塗装にご相談ください。
私たちは36年間、福岡にて地域密着で営業してきています。
お客様に最高の外壁塗装を届けることができるよう、正確かつ丁寧な施工をいたしておりますので、安心して何でもご質問ください。