福岡県 粕屋郡 篠栗町 K様所有物件 和風 平屋 板壁 木部オイルステイン塗装
こちらは前回外壁の塗装作業までブログで紹介しておりました。
篠栗町の平屋の塗装工事です。
今日は木部のステイン塗装を紹介させて頂きたいと思います。
ステイン塗料にはいろいろと種類がありますが、
今回使用した材料は、三井化学産資(株) ノンロット205N Sカラー で施工しております。
屋外用(油性)205N Zカラー の 高着色タイプになります。
木肌を生かすというコンセプトは維持。もちろん木の香りもそのままです。
高着色力のため、淡色系でもしっかり発色、塗替え時の退色した木材にも着色できます。
施工性は現行品と同等。2回塗りで、塗り継ぎ性/速乾性/養生テープの付着性にも優れます。
現行の“Zカラー”とのブレンドにより着色調整が可能です。
材料販売店などからの評判も良くて、木材におすすめしやすいオイルステイン塗料です。
専用のコテバケでしっかりと含侵させながら、1回目の塗装を施工していきます。
2回目も同じように、丁寧に含侵させながら塗布していきます。
材料はケチることなくしっかりと吸い込ませる必要があります。
木目を生かした、深みの増した色合いで仕上がります。
高着色タイプで、よりムラなくしっかり色が染まりますので、
自然な風合いを保ったまま塗り替え工事をすることができます。
木部のオイルステイン塗装は、
防虫性などをしっかりと維持していくためには、
5、6年周期で塗装をしていくのがベストな選択です。
より長持ちさせるためには、あまり放置しすぎない事をお薦めいたします。
※今回の使用した材料について※
ノンロットは、三井化学の先端技術を結集して「塗膜無しで木材を守る」
高耐候含浸型という、新しい発想から開発されました。
高耐候含浸型とは、木材が本来持つ通気性(調湿性)という特長を生かしながら、
耐UV/超撥水/防腐・防カビ・防虫の三つの性能によって
木材を厳しい環境から保護するというものです。
日本のような高温多湿(特に夏季)の風土では、
屋内・屋外ともに「通気性」という木材の特長を、積極的に生かすことが特に重要です。
耐UV
太陽光から来る紫外線は、特に木材成分中のリグニンを劣化させ、
結果的に色あせやひび割れを誘発します。
ノンロット205N/Zカラーは、最先端技術を駆使した特殊顔料がたっぷり木材にしみ込み、
UVを効果的に反射・吸収して木を守ります。
超撥水
雨水をはじき、水滴状態で木の内部にしみ込むのを長期にわたり防ぎます。
塗膜による撥水とは違い、木の通気性が損なわれることがないので、
木の割れ目からしみ込んだ雨水を速やかに吐き出します。
防腐 防虫 防カビ
3種類の薬剤が木の内部にしっかり含浸してその効果を発揮します。